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2011年9月 3日 (土)

怖いものを克服させる

先日、大型犬のワン友さんから
「バイクの音や、花火の音がすると犬がパニックをお越し遠くへ逃げてしまうので
名前を呼んで怖くないよと声をかけながらヨシヨシと体を撫でてあげるという風に
やってきたのですが
どうもその繰り返しにより、愛犬には
バイクの音又は花火の音=飼い主さんに呼ばれる=ヨシヨシされる=怖い
という印象になってしまったようで
以前よりいっそパニックになり逃げてしまうようになってしまった。」
とちょっと行き詰まった状態だというお話を聞きました。

怖いものって誰が何と言おうと怖いのは人間も同じですよね。
人間だと大人になるにつれて
いろんな経験をして行き慣れて知らないうちに平気になってみたり
自分で自分を暗示にかけてみたり
人間はいろんな方法で怖いものを克服しようと頑張って克服できるものとできないものがあるんですが
犬の場合はもっと簡単に怖いものが克服できる。

こちらの飼い主さんがやってきた克服方法は
間違ってないんです。
多くの飼い主さんがこのようにやってみたりはしてると思います。
でもうちの子は全然克服できません。
ということも多いと思います。
ではなぜそのような印象(怖い)になってしまったのか。

ポイントはここにあります。

※以下はあくまでも飼い主さんとワンちゃんの主従関係が築けていることが前提です。


まずこの飼い主さんの場合はノーリードで遊ばせてるときに
バイクの音や花火の音に遭遇してしまっていること。
この場合ワンちゃんが逃げてしまったりしてしまった後の対処になるので
どうしても対処が遅れる。
この経験を何度も繰り返すことによりワンちゃんには怖いという印象がついてしまう。

この場合、怖いものに遭遇するであろうと予測されるところで遊ぶときは
ノーリードにはせずロングリードなどをつけて遊ばせることがとても重要。

それとぶっつけ本番でいくら練習しようと思っても
結局予測できない状態なので人間も焦りそれが犬にも伝わり余計に怖いし
何度も同じことを繰り返したいけど
結局その1回でタイミングをはずして練習にならないで終わってしまうので
お友達などに協力してもらって
バイクの音をだしてもらったり、花火や爆竹をならしてもらったり
人間の方が準備OKの状態でちゃんと練習する。

そして練習方法でこの飼い主さんにアドバイスさせていただいたこととして
怖いものに遭遇したときに逃げようとするワンちゃんのリードを名前を呼びながら
ゆっくりたぐりながら自分の方に引き寄せる。
たぶんワンちゃんは逃げたがるでしょうが
そこはゆっくり自分の方へ引っ張ってでも寄せる。

犬のあごの下あたりの首輪に下から片方の手を入れてグッと握っておく
(犬に揺さぶられないでしっかりギュッとね。)
もう片方の手で普段撫でられてウットリする場所があればそこを撫でながら
「よしよし」と声をかけてあげる。

とここまでは皆さんやってると思います。

肝心なのはその「よしよし」をいつまでやるかです。

犬は怖いと緊張します。
体がカチカチになってます。
そのカチカチが緩むまでです。

時間かかりますよ~。
でもそこまでやらないといくら何回練習しても
怖いものは克服できません。
一度でいいからそこまで撫でてあげてみてください。
「あっこれか。」っていう経験をしてみてください。
そこで初めてワンちゃんにこちらの気持ちが伝わったと理解していいと思います。

このワン友さんのワンちゃんはそこまでやってなかったために逆の印象になってしまったんだと思います。

怖いもの=飼い主のところに行けば安心
そんな印象になれば
その他の怖いものに遭遇したときでも
ノーリードでも飼い主の元へすっ飛んでくるようになります。

理想は犬が怖いかも~って思ってるところを素早く人間が察知して
逃げたり吠えたりする前にこのような方法をとってあげることですね。

犬にとって魅力的なリーダーは
「強くて優しくておもしろい人」だそうです。

ここでいえば
首輪を持ってる手が「強くて」
撫でてる手が「優しくて」
に当たりますよね。
「おもしろい」は一緒に遊んだり会話したりを言うんだと思います。

この方法って結構いろんなことに応用できますよwink

※ご注意※
噛む気質のワンちゃんにはこの方法は向きません。
(別な方法で接します。)


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犬のしつけ」カテゴリの記事

コメント

補足しよっか?(笑)

神経質、臆病、ストレスの感受性が
高いってことは、防衛本能に直結してる。

だから、飼い主は防衛本能を矯正するという
意識を持つことが大事だね。

同じ臆病、神経質でも
ワンコには性格があるから、
その子の神経質・臆病さを
計算した上でしつけること。

RIKUママの言うとおり、怖いものを克服する前に
主従関係を確立させることが大事だね。

大きな愛情で受け止め、スキンシップを
たくさん取るのは、まぁ基本として、
怖い対象のない所で、たくさんたくさん
受け止めをすることだね。

愛情に従うベースをまず作らないとね。

それから、RIKUママの書いてある通り
怖がる所、逃げようとした所をすかさず
リードで手繰りよせる。

出来れば軽く首輪の
ショックを与えるのがいいね。

怖いと言う心理と行動に対して歯止めをかけ、
その緊張を大きくもらってあげることが大事。

そうすることで、怖いものに出くわした時に
人の愛情に従う喜びを見出す子に矯正されていく。

臆病な子は、丁寧にやらないと
逆効果になるから要注意だよ。

そんな感じかな?

RIKUママの記事読んでたら
そろそろブログ復活させたくなってきたよ(笑)

投稿: ぺっこち | 2011年9月 3日 (土) 13時19分

ぺっこちさんへ♪

補足ありがとね~paper
そうそうぺっこちさんの言う通り
まずは主従関係がベースにあることが大事だよね。

この場合なんだけど
私は首輪のショックは使わない方がいいと思う。
上手く入らないと逆効果になるし
臆病で神経質な子にそのときにショックを与えるのも
逆効果だと思うから。

とにかく自分の元に寄せて来て
飼い主が片手は動じない強さを持って
片手は愛情を持って
体の緊張を解くまで飼い主が諦めずに
ヨシヨシ撫でてあげることだと思います。

そうですよ~~
早くメイクルブログ復活してください。
たくさん勉強させてもらっていたブログなんですからwink

投稿: RIKUママ | 2011年9月 3日 (土) 15時28分

我が家のダックスのタルトは、散歩で出会うワンコや、目があう人、ガラガラ音のするカートに吠えまくりますcoldsweats02
臆病、神経質、防衛本能高めですが、首輪のショックはタルトには効いてないというか、私が適切な強さで使えていないので行き詰まっています…
どういう場面で吠えるかはわかっているのでタイミングは取れるのですが。

ぺっこちさんのコメントにあるように、首輪のショックで歯止めをかけないと、タルトには効果ない気もするし…

それぞれ性格が違うので、その子にあった進め方をみつけるのが難しいです。
タルトはもう無理かも~と弱気になっていたのですが、主従関係から見直して頑張ってみますrock

投稿: はるも | 2011年9月 3日 (土) 22時56分

はるもさんへ♪

ダックスちゃんも臆病で神経質な子が多いですよね。
私もしつけで会社の先輩のダックスちゃんを預かったことがありますがこの子もそんな感じでした。
トイレもできなかったので
トイレのしつけも頼まれていましたが
トイレはコマンドでやれるようになりました。
散歩は飼い主がビックリするほど上手にできるようになって感謝されましたが
印象として首輪のショックはすぐに慣れてしまうような気がしました。
最近サスケもそうなんですが
首輪のショックよりガッツリ首輪を持って受け止めるか
苦手な対象が来た時に
粘りでおなかを出させて受け止める方が
私の感覚としてうまく伝わるショックが使えないのに
そのままショックを使い続けるより
信頼関係が壊れない気がします。
あんなに犬に対して攻撃的だったサスケが
そのやり方にしたら今日は通過する犬に対してはスルーするようになってました。
神経質で臆病な子に首輪のショックをするのは
恐怖心をあおるような気がします。
しかしショックを使わないで受け止めるやり方は
本当に家で毎日毎日対象がいなくても
受け止めることが大前提です。
今回のワン友さんの愛犬はショックはいらないと私は判断しました。
なぜならショックのタイミングとショックの入れ方が
わからないと逆効果になるのと
ショックを使うまでもない主従関係があるからです。
基本の主従関係ができていると
ショックもほとんど必要なくなってくるのは
うちの6頭で学びました~。
なんといっても主従関係がまず第一ですねnote

投稿: RIKUママ | 2011年9月 4日 (日) 02時44分

こんにちは~。あ~、勉強になります。
ありがとうございます。
しつけって、やっぱり様子を見ながら進めていくのが、
大事ですよね~。
こうだろう!っと決めつけずに、
「この場合には、ショックはいらないな」とか、
「いや、ここの場合はおなかを出すまで・・・」って、
使い分けをしています。
私も、最近自分で頭が固くなっていることに気が付き、
一度、何もかも辞めて社会化に専念して様子をみています。
ロングリードをつけて、いろんなワンコと接触させてみて、新しい発見があったりします。
攻撃的と思いきや、ただのビビりだったり、
ほっておいて犬同士に任せたり。
意外に譲り合っている所もありました。
そういうときこそ、目を向けてあげてヨシヨシ。
コワいって、克服すると後はケロッとしてるんですよね~。根に持たない犬って、素晴らしい^^)
パニックになっているとき、ロングリードをつけて、
「飼い主の所に来ることに集中する」だけでも、心理の切り替えにはなっているのではと思います(オママの見解)
RIKUママ、すごいです。やっぱり6ワンのリーダーです!!あこがれるぅ><)
ぺっこちさんもはるもさんも、お久しぶりでうれしい~~ぃ。

投稿: オックスママ | 2011年9月 4日 (日) 14時02分

オックスママさんへ♪

決めつけるっていうのが
一番しつけを進めて行く上でやってはいけないことなのかもしれませんね。
常に犬の状態を見ながら方針も変えて行かないと
ずっと変化のないまま行ってしまうと思うし
逆効果になってること間違いないと思います。
首輪のショックも何度やってもうまくできない人に
そればかりやっても犬の心理も変わらない状態で
嫌な思いをさせるばかりで防衛本能を育んでしまう。
そういった上手にショックが使えない人には
私はショックはあまり使わない方がいいと思います。
とにかく犬の心理に届くことをしなければ
受け止めも逆効果になってしまう恐れがありますものね。
オックスくんは最初だけ慣れるまでの間
様子を見てれば本当にあとは問題ない穏やかなワンコですもんね。
慣れるまでの間が多分、慣れれば短くなっていくと思います。
社会化大事ですもんね。

投稿: RIKUママ | 2011年9月 4日 (日) 17時32分

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